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挨拶 概要 大会ルール 特殊ルール・縛り 順位&使用デッキ 結果 大会レビュー 挨拶 ぬおー。 私はどうしてこう怠け者でめんどくさがり屋に育ったのか、そんな希一です。 どうかせんと…。 概要 主催者:希一 書記:chocolat 開催日:2011年10月15日(土) 開始予定時刻:9時30分 終了予定時刻:遅くなっても24時には 形式:スイスドロートーナメント3回戦~5回戦 定員:無し 初めての方は、幻想ノ宴ネット大会ガイドラインをご一読ください。 大会ルール 試合の制限時間は35分とします。 制限時間が経過した場合その場で引き分け、状況によっては主催者判断で勝敗を決めます。 参加者・非参加者問わず観戦は自由です。 トラブルがあった場合はすぐに主催者を呼んでください。 特殊ルール・縛り 特にありません。公式ルールに準拠します。 順位&使用デッキ Rank Name Points Opp% Deck 1 kiwamuRX 9 0.555 L幽々子4 2 Kukuri 6 0.666 Lこいし3:紫1? 3 krast_D 6 0.555 L小町3:妖夢1? 4 kotti2 6 0.554 L鈴仙3:紫1 5 myoga 6 0.444 L星1:萃香1:早苗1:文1 6 CJ 6 0.333 L慧音4 7 kumatora 3 0.666 Lアリス3:プリズムリバー1? 7 tanoue 3 0.666 L慧音4? 9 Urakagi 3 0.555 Lさとり3:こいし1 10 daiki 3 0.443 Lさとり3:こいし1 10 Kouun 3 0.443 Lこいし2:さとり2 12 puttyo- 0 0.444 L星3:霊夢1? 結果 Round 1 リプレイ krast_D(小3妖1) O-X Kouun(こ2さ2) リプレイ? kiwamuRX(幽4) O-X Kukuri(こ3紫1) リプレイ? CJ(慧4) X-O kumatora(ア3プ1) リプレイ? daiki(さ3こ1) X-O tanoue(慧4) リプレイ Urakagi(さ3こ1) X-O myoga(星1萃1早1文1) リプレイ kotti2(鈴3紫1) O-X puttyo-(星3霊1) Round 2 リプレイ? myoga(星1萃1早1文1) X-O krast_D(小3妖1) リプレイ kotti2(鈴3紫1) O-X kumatora(ア3プ1) リプレイ? tanoue(慧4) X-O kiwamuRX(幽4) リプレイ puttyo-(星3霊1) X-O Kouun(こ2さ2) リプレイ? daiki(さ3こ1) X-O Kukuri(こ3紫1) リプレイ CJ(慧4) O-X Urakagi(さ3こ1) Round 3 リプレイ kiwamuRX(幽4) O-X kotti2(鈴3紫1) リプレイ? krast_D(小3妖1) X-O Kukuri(こ3紫1) リプレイ myoga(星1萃1早1文1) O-X kumatora(ア3プ1) リプレイ? tanoue(慧4) X-O CJ(慧4) リプレイ Kouun(こ2さ2) X-O Urakagi(さ3こ1) リプレイ? puttyo-(星3霊1) X-O daiki(さ3こ1) 大会レビュー 名前 コメント
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◆BmrsvDTOHo 投下作品 No. 題名 登場人物 78 黒猫の行方 比那名居天子、火焔猫燐 93 【涙が頬をぬらす時-Is It Hurting You?-】 リリカ・プリズムリバー、十六夜咲夜 97 哀之極 古明地こいし 101 守るも攻めるも黒鉄の 藤原妹紅 108 驟雨の死骸と腹の中、それでも太陽信じてる。(前編)驟雨の死骸と腹の中、それでも太陽信じてる。(後編) 火焔猫燐、霊烏路空、チルノ、メディスン・メランコリー 登場させたキャラ 2回 火焔猫燐 1回 比那名居天子、リリカ・プリズムリバー、十六夜咲夜、古明地こいし、藤原妹紅、霊烏路空、チルノ、メディスン・メランコリー 心情を描くのがとても上手な書き手。時に動かし、時に揺さぶり、時に破裂させ…。初の前後編で魅せたあまりの熱さの様にその心情繰りからなされる話はいい意味で読むものになんらかの一つの感情を想起させることだろう。 (2010-02-05 13 15 10) コメント
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「…昔取った杵柄ってわけでもないけど、やってみますかね」 パーソナルデータ http //dragoncage.upper.jp/parabura/hero_list/list.cgi?id=517 mode=show 他キャラクターとの関係(同行5回↑、もしくはPC設定や性格・考え方に変化を及ぼした場合) 名前 呼び方 関係 コメント 住居詳細 ワンルームで一人暮らし セッション履歴 回数 日付 タイトル 経験 GM 参加者 01 2012/11/19 山中に轟くtake5 170/20 大海さん 一条雷、貫一志、闇上貴志 02 2012/12/28 下水道のウートレ take2 160/43 キッカーさん 一条雷、菊原正治、シロー、翠川こいし 03 2013/9/7 あんじーさんのお願いそのご 170/50 音怨テト羅さん 旭戸やいな、楯山涼二、白玖 同行履歴 3回 2回 一条雷 1回 旭戸やいな、菊原正治、シロー、楯山涼二、貫一志、白玖、翠川こいし、闇上貴志 投入GMP 2 キャラクター追加 登録タグ:
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赤色のラナンキュラス、花言葉は『あなたは魅力に満ちている』 「動かないで」 決闘会場のどこかの夜の森の中、一人の少女がもう一人の少女の首筋に刃物を突き付けていた。 首筋に刃物を突き付けられた少女の名はブレイク・ベラドンナ、この殺し合いの参加者の一人である。 彼女はこの殺し合いに呼ばれる直前、避難中継地にてアトラスとマントルの市民の避難誘導を行っていたところ、 突如として強襲してきたシンダー・フォール及びニオポリタンと交戦し、シンダーの攻撃によって奈落の底に落ちようとしていたチームリーダー、 ルビー・ローズの救出を試みたものの、シンダーの妨害によって救出に使おうとしていた愛武器、ガムボール・シュラウドのリボンを切断され、 ルビーと共に奈落の底に落ちて行ったはずなのだ。 彼女の記憶はそこで途切れていた。気が付けばハ・デスと名乗る謎の存在によって殺し合いを強制され、 理解が追いつかぬまま会場に転送されることとなった。 会場に転送された直後、ブレイクがまず行ったのは支給品の確認であった。 自分がこの殺し合いに呼ばれたということは自分と一緒に落ちたリーダーのルビー・ローズと自分より前に落ちたチームメイトでありパートナーであるヤン・シャオロンもこの殺し合いに参加しているかもしれない。 愛用武器のガムボール・シュラウドはこの殺し合いに呼ばれる直前、シンダーの攻撃によって破壊されている。 だからまずするべきは武器の早急な確保であり、その後は彼女たちに危害が及ぶ前に一刻も早くルビー・ローズ及びヤン・シャオロンと合流しなければ、とブレイクは考えていた。 支給品を漁ってまず発見したのは刀身が血で染まった刀であった。 説明書には『屍山血河』と書かれており、恐らくそれがこの武器の名前であろうことを理解した。 愛用武器のガムボール・シュラウドと異なり、鎖鎌形態や銃形態への変形機能はなく、刀として振るうしか出来ないと思われたものの、 今は愛用武器と同じ感覚で振るえる武器の入手に感謝しつつ、試しに振るおうとした所で首筋に刃物を突き付けられ、今に至る。 ブレイクは首筋に刃物を突き付けられながらも今の状況を冷静に分析していた。 (いつの間に私の背後に!?支給品を確認する前に周囲を確認した際に人の気配はなかったはず……ファウナスである私の目を搔い潜って夜の闇の中を忍び寄れるはずは……) そう、この少女、ブレイク・ベラドンナはファウナスであった。ファウナスとはブレイクの故郷であるレムナントにおける獣人である。 ファウナスは暗闇においても物を見ることが出来る暗視能力を備えており、 過去にレムナントにおいて行われたファウナス権利革命においてファウナスの軍勢と戦ったラグーン将軍という人物はファウナスの暗視能力を知らずに夜襲を仕掛け、 逆に返り討ちにあって捕えられてしまったという歴史があった。 だから通常の人間がファウナスであるブレイクの目を誤魔化して夜の闇の中を忍び寄ることは不可能に近いはずなのだ。 (でも現に背後を取られてしまった。後ろの奴は絶対に只者じゃない。正体は一体……) そうこう考えている内にブレイクの背後の少女が次の言葉を発する。 「ゆっくりと武器を置いて。そしてそのまま両手をあげてゆっくりとこっちを向いて。」 兎に角今は後ろの言葉に従うしかない、と考えたブレイクは指示通りに地面に武器を置くと両手をあげ、ゆっくりと後ろを向き…… 「えいっ、ぶすっ」 「っ!?」 その瞬間、首筋に突き立てられていた刃物が急に突き出され、ブレイクは死を覚悟し目を瞑る。 ……がいくら待っても痛みがやってこないため、ブレイクが恐る恐る目を開けると…… 「はい、お姉さんは一回死にました。次からはこうならないよう頑張りましょう。」 ブレイクの目の前にいたのは一人の少女であった。外見年齢はブレイクよりも幾分か下くらいであろうか。 薄い黄色いリボンを付けた鴉羽色の帽子を被り、黄色味がかった鮮やかな緑髪で上の服は黄色、下はラナンキュラスが描かれた緑色のスカートを履いており、 右手にはスティレットのような形状の短剣が握られていた。恐らく右手の短剣が自分の首筋に突き立てられた刃物の正体なのであろう。 少女は屈託のない笑顔を浮かべていた。その表情は相手を弄んでいるというよりもただ相手をからかって遊んでいるともとれるような表情であった。 その相手の少女の態度に少し苛立ったブレイクは少女に質問を投げかける。 「……一体どういうつもり?」 「えっ?どういうつもりってお姉さんの背後ががら空きだったからつい『無意識で』後ろをとっちゃった、みたいな感じ?」 「……ふざけないで。」 ブレイクは少女が自分のことを舐めているのではないかと感じた。さっき背後を取ったときだって殺そうと思えばいつでも殺せた。 なのにそれをしなかったということは「お前なんて殺そうと思えばいつでも殺せるぞ」と言っているようにも感じられたのだ。 だが少女はそんなブレイクの胸中を知ってか知らずか、ブレイクに次の質問を投げかける。 「そういえば気になっていたんだけど」 「話をはぐらかさないでくれる?」 「えー?そうは言っても気になるよぅ」 「……仕方がないわね。何?」 少女のマイペースな態度にブレイクは苛立ちを募らせるがその気持ちを一旦抑え、少女に質問を促すことにする。 「お姉さん、妖怪?」 「……は?」 だが少女の思いもかけない質問にブレイクは一瞬、思考が停止したのを感じた。 最初は何かの冗談かと思ったのだが目の前の少女の表情を見て冗談で言っているのではないと察したブレイクは少女に質問の意図を聞き返すことにする。 「……何でそう思うの?」 「私のお家はね、地霊殿っていう所なんだけどお姉ちゃんが家主をしていていっぱいペットがいるんだけど、 そのペットの中にお燐って子がいてその子は猫の妖怪なんだけど、お姉さんが頭の上にお燐と同じ猫耳を生やしているからひょっとしたらお姉さんもお燐と同じ猫の妖怪なのかなあ~、なんて思って。」 ブレイクは彼女の家だという地霊殿なる建物も気になったがそれよりも少女が気になることを言っていたのでブレイクはさらに聞き返すことにする。 「猫の妖怪?その子はファウナスじゃないの?」 「え~?違うよ?お燐は元々普通の猫だったんだけど怨霊とか色々食べて今のお姉さんのような人の姿になれるようになったんだって。お姉さんは違うの?」 意味が分からなかった。 猫が怨霊を食べるとか人の姿になれるとか姉がそれをペットとして飼っているとかブレイクには彼女の言っていることが本の中の世界の話にしか感じられなかったのだ。 それにブレイクにはもう一つ気になることがあった。少女の容姿は一見すると普通の人間の少女のそれなのだが『ある一点』だけが普通の人間とは決定的に異なっていたのだ。 彼女の左胸には紫色の球体が浮かんでおりその球体には閉じた瞳のような器官が付いており、その球体から伸びた管が彼女の体に直に繋がっていたのである。 普通の人間は勿論、ファウナスであっても有り得ないその特異な容姿と先ほどの話の内容から少女が自らと全く異なる存在なのではないか、とブレイクは考える。 「……あなた、何者?」 「え~?『人に名前を聞くときはまず自分から名乗りなさい。』って教わらなかった?それにお姉さんが誰なのか気になるよぅ。」 彼女の言うことも一理ある、と考えたブレイクはまず自分から名乗ることにする。 「私の名はブレイク・ベラドンナ、ファウナスよ。」 「?ファウナスってなあに?妖怪と違うの?」 (……ファウナスを知らない?どういうこと?) ブレイクは彼女がファウナスを知らないという事実がにわかには信じられなかった。 ファウナスはブレイクの住む世界であるレムナントにおいては人類と並んで一般的に存在している種族である。 レムナントにおいてはファウナスの存在は誰でも知っている一般常識の範疇であり、それを知らないというのはレムナントの住民であるなら普通なら有り得ないことであった。 ブレイクは決闘会場に転送される前のハ・デスの言葉を思い出す。 「様々な世界から参加者を呼び寄せている」ハ・デスは確かにそう言った。 であるなら目の前の少女は自分とは全く異なる世界から呼び寄せられ、この殺し合いに参加させられているのではないか。 そう確信したブレイクはそれを確認するため、彼女の名を訪ねることにする。 「約束通り名乗ったわよ。次はあなたの番よ。」 「うん、そうだね。じゃあ自己紹介するね。私の名前は古明地こいし、種族はさとり妖怪だよ。」 「さとり妖怪……」 妖怪さとり、本を読むのが趣味で色々な本を読んできたブレイクはその名前を見たことがあった。 その妖怪は人の心を読み、隙を見せれば襲いかかるという言い伝えがあった。だがさとり妖怪はレムナントにおいては空想上の存在であり実在したという話は聞いたことが無かった。 ブレイクは確信する。やはり彼女はハ・デスの言う通りレムナントとは違う世界から連れてこられた参加者だということを。 それならば彼女がブレイクのことを妖怪だと勘違いしたことも地霊殿などブレイクの知らない地名を出してきたことも全て説明がつく。 そう思っていた所こいしはブレイクに唐突に謎かけを出してきた。 「さてお姉さんに問題です。私は何でお姉さんを殺さなかったのでしょうか?」 「……それ問題のつもり?というよりさとり妖怪ならわざわざ聞かなくても私の心を読めばいいでしょう?」 だがブレイクの挑発にこいしは困った顔をしながらこう返答してきた。 「私、心読めないんだよね。」 「……は?」 一瞬、ブレイクはこの少女は何を言っているんだと思った。さとり妖怪なのに心を読めない?種族としての特性を持たないとかそう言われても信じられるわけがないだろうとブレイクは思った。 「嘘言わないで。そう言われて馬鹿正直に信じるわけないでしょう。」 「う~ん、『読めない』という言い方には語弊があったかな。実際は読めないんじゃなくて『読む能力を封印した』というのが正しいんだよね。」 「封印?どういうこと?」 わざわざ種族としてのアイディンティティを封印?少女の言葉の意図が分からなかったブレイクは更に踏み込んで質問することにする。 「私のお姉ちゃんはね、私と同じさとり妖怪で心を読む能力はちゃんと持っているんだけど そのせいで他の妖怪や怨霊たちから嫌われちゃってて私はそれを傍でずっと見てきたからお姉ちゃんみたいに皆に嫌われるのが嫌で能力を封印して使えなくしちゃったんだよね。」 「……」 ブレイクは彼女の言うことも一理ある、と思った。そりゃあ、心を読まれれば誰だって気持ちよくはないし嫌な気持ちになるだろう。それは人間も妖怪も怨霊も変わらないはずだ。 それに彼女の左胸の球体の目も閉じられていて開く様子はない。恐らくこれがさとり妖怪の相手の心を読む器官なのだろうがそれが閉じられているということはブレイクは彼女の言うことが本当のことなのではと思った。 ブレイクは彼女の踏み込んではいけない領域に踏み込んだ気がして少し自分が恥ずかしくなってしまっていた。 「……ごめんなさい、聞かれたくないことを聞いたかしら。」 「いいの。能力を封印したことは後悔はしていないから。それでどうして私がお姉さんを殺さなかったと思う?」 今の話を聞いてブレイクは彼女の性格が何となく分かったような気がした。 この子は人懐っこいのだ。他者なんてどうでもいいと思うような性格なら『嫌われたくないから』という理由で能力を封印したりなんてしない。 それに彼女の笑顔も打算とかそういったもののない純粋無垢な笑みであるようにも感じられた。 それらを踏まえた上でブレイクは一つの答えを出す。 「私と遊びたかったから?」 「うーん、近いけどちょっと違うかな。」 そしてこいしは一呼吸置いた後、 「私ね、命蓮寺の在家信者なの。」 「……命蓮寺?」 ブレイクは宗教には興味はなかったが恐らく彼女の言う『命蓮寺』とは彼女の世界の宗教団体なのだろうと考える。 「聖が私によく言ってたんだよ。あっ、聖っていうのは命蓮寺の住職さんなんだけどね、 殺してはいけません、盗んではいけません、不倫をしてはいけません、嘘をついちゃいけません、酒は飲んじゃいけませんって、まあこれは命蓮寺の六波羅蜜の戒律からの引用なんだけどね。」 酒や不倫とか子供になんてことを教えているんだ、と思いつつも残り三つに関してはブレイクも共感出来るところがあった。 「殺してはいけない」「盗んではいけない」「嘘をついてはいけない」これは皆誰もがいけないことだと分かっていることではあるが実際にそれらをしないようにすることは難しいことだということはブレイクは痛いほど痛感していた。 アトラスに出発する前、自らに執着し、アーガスにまで追跡してきて戦いを挑んできたアダム・トーラスを彼女はパートナーのヤン・シャオロンと共に自らの手で止めを刺す形で殺した。 そもそもアトラスに行く方法だってアーガスのアトラス軍基地から輸送機を盗んで密航するというやり方だったのだ。 そしてアトラスに着いた後、アイアンウッド将軍にレリックのことを聞かれた際、ルビーは「知恵のレリックの質問は全部使い切った。」と噓をついた。 後お酒に関してもルビーの叔父のクロウ・ブランウェンはよく酒浸りになっているからその点に関しても自分たちは守れてないな、とブレイクは思った。 いけないことだとは分かっていた。でもそうするしかなかった。それ以外に他に方法が思いつかなかったのだ。 実際それらをしなければブレイクは逆にアダムに殺されていたかもしれないし、アーガスで立ち往生したままだったかもしれない。 嘘をついたのだってアイアンウッド将軍を全面的に信用できなかった以上、レリックを使わせるのは危険だとルビーが判断したからなのだ。 今回の殺し合いだってそうだ。参加者の中にだって他の参加者を容赦なく殺しにかかる危険な存在だっているかもしれないし、時には他の参加者の支給品を手に入れないと殺し合いを乗り切ることは出来ないかもしれない。 そう思ったブレイクはこいしにかつて自分がルビーに出会ったばかりのころに掛けた言葉を送る。 「……残念だけど、現実は決しておとぎ話のようにはいかない。」 「?どゆこと?」 こいしが不思議そうに聞いてくるのでブレイクは更に言葉を続ける。 「私だって危機を乗り切るために人は殺したし、盗みだってしてきた。嘘をついたこともあった。 でもそうしなければ危機を乗り切ることは出来なかった。今回の殺し合いだってそう、殺したくないといくら主張した所で、相手にとってはそんなこと知ったことじゃあない。 時には他の参加者の支給品を手に入れないといけない時もあるかもしれない。分かる?殺し合いは綺麗事を並べて生き残れるようなそんな甘いものじゃないの。それでもあなたは教えを破りたくないなんてそんな甘いことを言い続けるの?」 「うん、だって……」 そしてこいしは一呼吸置いた後、 「大好きな聖のこと、裏切れないもん。」 「……」 そう言ったこいしの表情は笑顔でありながらもどこか寂しげで、ブレイクはそれ以上何も言えなくなってしまった。 「あっ、大好きと言っても勿論お姉ちゃんが一番だよ。でも聖ってすごいんだよ。 聖はよく「不当に差別されている妖怪を救いたい」「人も妖怪も神も仏もみんな同じ」って口癖のように言ってて、言葉だけじゃなくて実際に不当に差別されたり迫害されたりしている妖怪を救うために活動していて、 そんなあの人の人柄に惹かれて入門を希望する妖怪も多いんだって。私は聖に誘われて入門したんだけど私自身もそんな聖の人柄に惹かれて入門を決意した口かな~、なんて。」 「……」 ブレイクはこいしの言葉を聞きながらかつて自身が所属していた組織のことを思い出していた。 ホワイト・ファング―――元々は差別されていたファウナスに人類と同じ公平な権利を求めるために活動していた平和的な団体であったのだが、 父、ギラ・ベラドンナが指導者の地位を退き、新たにシエナ・カーンという女性が指導者の地位についてからはファウナスを拒絶した店舗への放火やファウナスを働かせている組織への窃盗や破壊工作といった過激なテロ行為を行うようになっていき、 更にアダムがクーデターを起こして新たな指導者の地位についてからは、ファウナスと人間の地位を逆転させ、人間をファウナスの奴隷にする野望のために行動し、そのためにローマンやシンダーといったセイラム陣営の者たちと手を組むようなテロ組織へと成り下がってしまった。 ブレイクは幼少期からホワイト・ファングの団員であったのだが過激なやり方を取るようになったホワイト・ファングの変わりように耐えられなくなり、組織を抜けた過去があった。 現在では指導者に復帰したギラの手によってホワイト・ファングは再建され、アダムも自らの手で引導を渡したのであるが、彼女はこいしから聖の話を聞くうち、思わず次の言葉が漏れ出てしまっていた。 「そう、すごいのね。その『聖白蓮』って人は。」 「えへへ、そうでしょ~。」 そしてブレイクは物悲しげな表情になると 「もし……『聖白蓮』さんのような人がホワイト・ファングの指導者になっていたらホワイト・ファングもああはならなかったかもしれない。 過激なテロ行為に手を染めることも、シエナやアダムといった過激派を台頭させることも、ローマンやシンダーと手を組むこともせず、 ただ純粋に人類とファウナスの共存……『人間もファウナスも平等に生きられる世界』を作るために平和的に力を尽くせるような『穢れなき純潔の牙』の名を体現した組織になっていたかもしれない。」 「?ホワイト・ファングって何?お姉さんと何か関係があるの?」 ブレイクはこいしに自らの過去とレムナントにおけるファウナスの実状を話した。 レムナントにおいてファウナスが人類から差別され続けてきたこと。その現状を変えようとファウナスたちの手でホワイト・ファングという組織が作られ、自身も幼少期から組織に参加し活動し続けたこと。 それでも差別はなくならず、父が指導者の地位を退いてシエナという女性が指導者になってから過激なテロ行為を行う組織になっていったこと。組織の変貌に耐えられず組織を抜けたこと。 アダムがクーデターを起こして組織を乗っ取り、ファウナスが人類を支配下に置く目標を掲げ、そのためにローマンやシンダーといったセイラムの息がかかった者たちと手を組んだことも。 ブレイクはこいしにそれらのことを包み隠さず全て話した。 「そっか……お姉さんも大変だったんだね……」 「ごめんなさい、私の身の上話に付き合ってくれて。」 こいしは悲しげな表情をしていたがやがて元の無垢な笑顔に戻ると、 「うん、いいよ。今の話でお姉さんのこと、何となく分かった気がしたから。」 「こいしちゃん……」 ブレイクはこいしが自身の身の上話をまるで自分のことのように悲しむ姿を見て思ったことがあった。 この子は優しいんだ、と。相手が心を覗かれることを嫌だと分かっているから自ら能力を封印し、 殺しや盗みをしないというお寺の教えを守り、相手の境遇をまるで自分のことのように悲しむ、そんな相手の気持ちになって考えられるような子なんだな、と。 彼女を放っておけない、と感じたブレイクはこいしにある一つの提案をする。 「こいしちゃん、一つ提案なんだけど……」 「?なあに?」 そしてブレイクは意を決したような面持ちになると、 「私はあなたについていくことにするわ。」 「え!?いいの!?」 こいしにとってはブレイクの提案は意外だったようでビックリしたような表情を浮かべていた。 「この殺し合いにどんな参加者がいるかは分からない。中には他の参加者を襲って殺すような危険な参加者が何人も参加しているかもしれない。 そんな参加者と戦うためにも一人よりも二人のほうが身を守れる確率は高くなる。そうでしょ?」 「でも、会ったばかりの私のためにそこまでしてくれるなんて……」 ブレイクはルビーと出会ったばかりの頃、彼女が自身に言った言葉を思い出していた。 『子供の頃、本のヒーローみたいになりたいって思っていた。正義のために戦う、たくさんの守るべき人達を助けたいの』 ブレイクも彼女の言葉を実践してみたいと思ったのだ。ブレイクも最初の頃はルビーのことを「年下の変な子」としか思っていなかった。 だけどどんな困難を前にしても立ち止まらずに前に進み続ける彼女を見て、いつしか彼女に対して尊敬の気持ちを抱くようになったのだ。 もし仮に自分のために目の前の少女を見捨てるようなことをしたら、尊敬するリーダーに顔向けできないな、とそう思うようになってしまったのだ。 「まずは殺し合いに乗っていない参加者を見つけて合流しましょう。 私のチームメンバーにルビー・ローズとヤン・シャオロンって子がいるんだけど彼女たちも多分この殺し合いに参加させられていると思うし私と同じように殺し合いに乗っていない参加者を探しているはず。 まず彼女たちと合流して他の参加者と結束して主催のハ・デスを倒して元の世界に帰りましょう。」 「えっ……私たちでハ・デスを倒して殺し合いを止めるなんてそんなこと出来るの……?」 不安そうなこいしに対し、ただ一言、ブレイクはかつてルビーに言われた言葉をかけた。 「……だから私たちがいる。世界をよくするため。」 【ブレイク・ベラドンナ@RWBY】 [状態]:健康 [装備]:屍山血河@ELDEN RING [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 [思考・状況]基本方針:殺し合いを止める。 1:ルビー、ヤンを探す。 2:他にも殺し合いに乗っていない参加者がいたら合流する。 3:殺し合いに乗っているかもしれない参加者を警戒する。 [備考] ※Volume8終盤、次元の狭間に落下して以降からの参戦です。 【古明地こいし@東方Project 】 [状態]:健康 [装備]:慈悲の短剣@ELDEN RING [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 [思考・状況]基本方針:殺しはしたくない。 1:ブレイク・ベラドンナについていく。 2:殺し合いにはのらない。 3:ルビー・ローズとヤン・シャオロンを見つけるのを手伝いたい。 [備考] ※求聞口授以降、命蓮寺の在家信者になって以降からの参戦です。 『支給品紹介』 【屍山血河@ELDEN RING】 ブレイク・ベラドンナに支給。後半に行くことが出来るマップのとある場所に出現する敵対NPCを倒すと入手できる武器。 筋力値、技量値、神秘値が必要な数値に達していなければ真価を発揮することは出来ないが、このロワではその制約は取り払われている。 【慈悲の短剣@ELDEN RING】 古明地こいしに支給。序盤で入手可能な武器だが同ゲームで入手可能な武器の中では最も高い致命補正を誇る致命の一撃に秀でた短剣。 筋力値、技量値が必要な数値に達していなければ真価を発揮することは出来ないが、このロワではその制約は取り払われている。
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作者:2O/iN+Ru0 335 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(群馬県)[saga sage] 投稿日:2011/12/03(土) 22 00 17.18 ID 2O/iN+Ru0 ほーむセンター―― ほむら「ハァ……まどかとショッピングに来たかったわ……」 仔りぼ「ホミュゥゥ、ホミュホミィ」ゲンキダチテ、ゴチュジンチャマ さやか「あたしで悪かったわね。 つか、頼むよ、まどかやマミさんとじゃ資金力が違い過ぎるし、 ほむほむ達に詳しい友達って言うと、アンタしかいないんだからさ」 仔さや「チャヤヤァァ……」サムイノモウヤダ…… ほむら「何でこんなに寒くなるまで、暖房器具を揃えてあげていないの?」 さやか「反省してるって……いや、ほむほむ達飼ってる場所が、まさかあんなに寒かったなんて…… 夏の基準で飼う位置決めるとバカみるね。 いやぁ、さやかちゃん失敗失敗」 ほむら「あなたは何処まで愚かなの?」 さやか「うぅ……そんな言い方しなくたっていいじゃんかよぉ」 仔りぼ「ホミュホミュ、チャヤカ?」チャヤチャヤ、コレツカウ? っヨビマフラー 仔さや「チャヤヤァン、ホミュラァ」アリガト、ホミュホミュ マキマキ ホミュホミュ チャヤチャヤ アッタカアッタカ 暖房器具売り場―― さやか「ほむほむストーブかぁ……電池式だし、安いし、これにしようかな?」 ほむら「仔供達がストーブに近付き過ぎると危ないわよ。 どちらかと言うと、常に親が見ていられるハウス内向きね」 さやか「なるほど……じゃあ、こっちのほむほむコタツは?」 ほむら「ほむほむ達にとってもコタツの魅力は中毒性が高いわ……。 怠けて太ったさやさやとあんあんのダイエットに、どれだけ時間と労力を使ったか……」ワナワナ さやか「あ、アハハハ………そりゃご愁傷様で……。 じゃあ、やっぱり安直にカーペットタイプかなぁ」 ほむら「そうね……あなたの家は、さやさやとあんあんが多いから、頑丈なコレをお勧めするわ」 さやか「うわ、何これ、デカッ!?」 ほむら「樹脂カバーに入った上層の保温ジェルを、下層の電熱で温めるタイプよ。 このサイズは少し値が張るけど、この他に小さなサイズもあるわ」 さやか「あ、ホントだ、ワンサイズ小さいのならあたしでも買えそう。 けど、電気式だと電力大丈夫? また電力逼迫で止まるの止まらないのって話が出てるみたいだし」 ほむら「一時間もスイッチを入れて温めておいて、上に薄い毛布でもかけておけば、 そのまま一晩くらいは暖かさが持続するわ。 普通のホームセンターでコンセント用タイマーを買えば、定期的にオンオフ切り替えも出来るし、 晴れた日なら、窓辺に置いておくだけで温められるから、見た目よりは経済的よ」 さやか「よし、じゃあ、ハウスの外用にコレと、ハウスの中用にストーブ……っと。 いやぁ、計画的に小遣い貯めておいて正解正解」 仔さや「チャヤヤン、マイアガッテマチュネー」コレデキョウカラ、サムクナイヨ バンザーイ ほむら「さぁ、さっさと会計を済ませて帰りましょう」ファサッ 仔りぼ「チャヤカァ、ホミュホミュ」チャヤチャヤ、ヨカッタネ ニッコリ さやか「あ、ちょっと、荷物多いんだから、手伝ってよ! ねぇ、ほむらぁ~!」 仔さや「チャヤァ、チャヤチャヤン!」ゴチュジン、ファイト! 感想 すべてのコメントを見る
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作者:PLWCHQA80 213 名前:素直じゃないほむほむ[sage saga] 投稿日:2011/08/19(金) 00 33 43.88 ID PLWCHQA80 さやか「ほむほむ達、一緒に遊ぼうか」 ほむほむs「ホムーッ!」ワーイ さやか「うりゃうりゃ~」コショコショ ほむほむs「ホミャミャミャッ」クスグッタイヨー さやか「ん~、みんな可愛いなぁ………ん?」クイックイッ 生意気ほむ「ホムンッ、ホム、ホムホムホムゥ」ゴシュジン、アソンデアゲルワ さやか「むっ………。そんな生意気な子とは遊んであげませーん」ツーン 生意気ほむ「ホミャッ!?」ナンデスッテ さやか「ほ~ら、ほむじゃらしだよ~」サワサワ ほむほむs「ホムムッ」キャッキャッ 生意気ほむ「ホ、ホムッ、ホムホムゥ!」フ、フン、ジャアイイワ さやか「ほ~ら、新しいブランコだよ」キーコキーコ 生意気ほむ「ホム」チラッ ほむほむs「ホムーッ」ワーイワーイ 生意気ほむ「ホ、ホムムゥ、ホムホム」ハ、ハシャイジャッテ、バカミタイ ほむほむs「ホミャーホミャー」ワーイワーイ 生意気ほむ「ホ、ホムゥ……」ションボリ ほむほむs「ホームッ、ホームッ」ワーイワーイ 生意気ほむ「ホ…ホミャァァンッ、ホムホミャァァン!」ムゥ…ワタシモゴシュジンサマトアソビタイヨー さやか「やっと素直になったな、よーし、こっちへおいで~」ナデナデ 生意気ほむ「ホミャァ、ホムホムゥン」ゴシュジンサマー ダキッ さやか「よーし、じゃあ今度はみんなでおいかけっこだ」 これじゃ生意気じゃなくてツンデレか…… 感想 すべてのコメントを見る
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不思議な空間だ。 足元の転がっている猫には、その近くによろよろと歩き始める同じ姿のささくれた猫。 傍らには、被っている帽子をいじくりながら、少し顔を伏せて自信づけるためか床面に話し続ける少女。 ……そして、それを警戒している自分自身。 もはや姿を隠すには背を向けて逃げるか袋小路の部屋の中へ逃げるのみ。 「自分の心に負けてはダメ。アイを伝えるには相手に伝わるまで押して押して押してあげなきゃ」 よしっ、と最後に締めくくりながら、こいしは改めて顔を上げディアボロと目を合わせようとする。 踏み出すのは、彼女が顔を上げきる前。 「お、うぶぅっ」 眼前に広がった顔は確かに淡い恋心を抱き、秘めた思いを相手に伝えようとする、小さな少女の顔だった。意志がありありと感じ取れ、見る者ならば頬を緩めてしまいそうな花があった。 だがそんなものはディアボロにとっては関係なく、むしろ好機ですらあり、ゆえにその一撃は確かなものになった。 キングクリムゾンの一撃はその花を一瞬で散らし、一瞬開いた小さな唇からは詰められていた空気が唾液と共に飛び散る。勢いは彼女を応援してくれる……らしい帽子と整えた衣装を崩し汚す。 「あっ……くぁ、げ……」 腹部に加えられた衝撃は体をくの字に折り曲げそのままみじめに倒れ伏させる。とさ、とゆっくりと降下した帽子が床とこすれて小さな音を立てた。 目の前に転がる小さな頭。ディアボロはそれを踏みつける。道の真ん中に転がる小石をどかすように、何も感情が込められていない。 「やめろ」 地べたに縛り付けられたこいしに対して、刃物を突き付けるように言葉をかける。 「お前は私に特別な感情を抱いているようだが……私はお前ごときに何も抱かない。恋愛対象とも、庇護対象とも。噂を聞き、きっかけがあったからここに来たが、それはお前のちっぽけな欲を満たすためではない」 言葉の一つ一つを発するごとに、強く踏みにじる。足元からは骨のきしむ音と力を入れるたびに隙間から漏れる呻くようなつぶやき。 「諦めるんだな。実らぬものに手を伸ばし続けることなど無駄なことだ」 最後の一言と共に、その幼い小石を力強く蹴り捨てる。尋常であれば首の骨が折れてもおかしくない程度には力を込めたが、妖怪である彼女には問題はないだろう、とディアボロは考えていた。彼にとっては、死んでくれてもかまわなかった。 廊下を転がるその軌跡には点々と血が飛び、踏みつけていた箇所には漏れ出る、には多すぎる血の跡がついている。 そんな、壁に転がりついたこいしの襟首を掴み上げ、無理矢理に立ち上がらせる。同じ高さに揃えられた頭部は、先程まで告白を思っていた少女の顔ではない。 小さな鼻はひしゃげ何本か折れた口の中、蹴り入れられた左頬は青く醜く崩れている。開いてるか開いてないのかわからない瞼の奥は、まだ混乱が見えた。 どうしてこんなことするの。どうしてこんなことするの。わたしはなにもしていない。わたしはあなたをおもっていたのに。 そんな声が聞こえるようだった。 「……力を解除しろ。面倒をかけさせるな」 鉄の匂いが鼻を衝く。人に似せた姿は血の匂いまで似るものなのか、ディアボロからすればみてくれだけでは幻想郷の妖怪と人間の差が分からない。わかっているのは人間での致命傷に至る負傷でも、十分に生きていること。以前の戦いがそれを記憶している。今のこいしの状態も、人間であれば意識混濁しているだろうが妖怪ならそうではないだろう。 だから問うた。十分に注意はしていた。そのつもりだった。 「……おにいさん、私の能力を知っているの?」 顔の色が入れ替わった。先程までの不安と苦悶の顔ではなく、好奇を得た顔に。紅に塗れたそれは変わらず、それでも笑みを浮かべている。 「うれしいなあ、私のことを知っててくれて。うれしいなあ。……でも、どこで知ったの?」 顔周りと違い傷のついてない手が一つ二つと首元の、ディアボロの手と重なる。固く骨ばった自分の手と違い、先まで整えられた華奢さと未成熟な肉感。 「私のことを知っている人はいないの。誰も私のことを知らない。……ううん、違う。一人知っている。なんで、おにいさんが知ってるの」 それらが根付いている元の袖から一つ、二つ、三つ四つと青色の管が伸び、主の手と同じく彼の手を包み込もうとする。それは、違いなく彼女の閉じた瞳と同じ色に染まっている。 「またお姉ちゃんね、またお姉ちゃんが余計なことをしてくれたのね、また、私の事なんて何もわかって 穏やかさをも湛えた笑みを浮かべていた瞳は徐々に暗く淀み、何かを呪詛のようにぶつぶつと口走り、縋るように組み付いていた手と管は握りしめるように力を籠め始める。いや、籠め始めていた。 その拘束が完全となる前に、地霊殿は崩れだす。それは、ディアボロだけの感じうる感覚。時間を飛ばしている間、自分だけの世界。その中では、あらゆるものが自分を縛らない。 掴んでいた手を放し、纏っている管から手を引き抜く。縛られた枷を失ったこいし当人は緩やかに未来への軌道を描いて落ちていく。数秒もすれば再び床に転がり、対峙している相手がどういうものなのかを理解するだろう。 理解は一瞬でいい。今まで曖昧にしていた彼女の未来を、ディアボロは先ほどの行為で決定させた。 血の繋がりとは本来尊いものであり、それを害するものは私刑を持ち出してでも償わせられるほど重いものだ。……その感情を、ディアボロは理解はしても持っていなかったが。 故に、さとりが『殺してもいい』と言ってはいたがすぐには実行していなかった。実際の亡骸を見て意志を変えるものなど、腐るほどに見てきた。 だが、こいしは彼の領域にやすやすと踏み込んできた。 だから、殺す。 ゆっくりとこいしの側面に回り込みながら、キングクリムゾンの拳を握りこむ。刻み始めた時、頭蓋を砕いたらさすがに妖怪でも死ぬだろう。脳をすり潰せば思考の元は絶たれるはずだ。 「…………何ッ!?」 相手の頭を注視していなかったら気づかなかったかもしれない。ただの思い込みからの錯覚かもしれない。 しかし、それはディアボロにとっても初めての現象であり、この極限で見過ごすわけにはいかない事実。もし、同じく時間に干渉する能力者がいれば立ち会えたかもしれない。 自分だけの絶対の空間。その常識が崩れ去る。偶然に向いただけ、などと曖昧な答えに縋りつけるほど愚物ではない。 僅かに、しかし確かに引き下がる。相対していればなんてことないと思っていた相手に、半歩、引き下がらせられる。その姿も、確かに追っている。 一瞬の瞬きも許さないまま、崩れた世界は元の形に戻る。べちゃり、と支えを失ったこいしの身体は床に落ちる。その体は、此方と視線を合わせようと不自然に捻じれている。 確かに、目が動いていた。自分だけの世界の中、認識の外にあるはずの眼が自分を追い、刻み始めたその時、首が、身体が自身を追っていた。 「……おにいさん、どこ行ってたの? どうして、こいしを見てくれないの?」 ゆっくりと起き上がりながら、それでも顔はこちらを見つめ続けたまま……汚れた顔を袖で擦り少しでも綺麗であろうとする姿はいじましい。 しかし、それ以上に得体の知れない恐怖がディアボロを包み込んでいく。 こちらを認識していることは確かだ。この場で吐いた適当な空言だとしても、それを事実として受け止めなければならない。 キングクリムゾンの世界の中、彼女はどこまで動けるのか? 敢えてただ見ていただけか、こちらを弄する罠か。下がって状況を確実にしたくも、地の利は自分ではなくあちらにある。館の中も、外も。 ……今までの動向だけで考えるならば、こいしは感情的で短絡だ。嬲られた直後だとて、恋の相手が自身を知っていることだけで高揚した。まだ、知りえることの少ないうちに潰すべき、か。 逡巡しつつも、意志を固めるために足を一歩、踏み出す。 踏み出そうとする。ずずり、僅かな音が振動と共に靴裏から通じる。 「……、」 固めるための前進のはず。だが現実は僅かな後退を選択していた。自分の意志と裏腹の行動をとる身体に異変を感じる。 痛めつけたぼろぼろの顔の少女に対峙して、殺して進むと定めて、そのために踏み出したはずが、その足はわずかに下がっている。 共に自覚する、湧き上げようとしたはずの気概を包み込むように、本能の警鐘が鳴り響く。こいつは危険だ、こいつは相手にするべきではない、と。 「!?、ば、かなッ」 手のひらは小刻みに震え、足先は冷え、じっとりと肌が汗ばんでくる。 確かに未知の恐怖はあったが、それでもここまで心を縛る相手ではない、はず。けれども、確かに蝕んでいる。 一歩踏み出そうとすればきゅうときつく、離れようとすればやさしく解かれる。生殺与奪を握られ、相手の気分を損なえば自分が失われる。まるで、支配されているようだった。これから殺す相手に! 「……あー、おにいさん、私の事、とても強く思ってくれてるのね。わかるわ、心が読めなくたって! おにいさんと私はアイし合っているんだから!!」 両の手を広げ蕩けた笑顔を浮かべ歓喜の感情を表に出す。興奮し染まった頬は流れ出る血と裏腹に紅い。 無意識を操る程度の能力。自身を律していたとしてもそれを軽く上書きする。だが、一つ認識を違っていた。相手が持つ無意識を自在に操るわけではない。相手が持たない感情を無理矢理に表へ揺り動かすものではない。……こいしがそう思っていても、実際にはそうではない。相手の、無意識を固着しているだけ。 「この私が、恐怖しているだとッ……!?」 諸手を上げてあははあははと壊れた笑い袋のような声を上げ続ける。その笑い声と共に袖から彼女の手を覆い隠さんばかりの青く長い生きている管。 僅かな人間味をも覆い隠し、より恐怖を撫で震わせる異形と化そうとしている。 元々そんなもので怖気づくような精神は持っていない。……だが、目の前の少女を認識し、理解をしようとすればするほど心が拒む。 「こいつの能力、コカキ爺と同じタイプかッ!!!」 脳裏に浮かぶのはあの老獪。畏怖と信頼に値する老兵。彼自身の歴史と経験もさながら、人生観と共に構築されたスタンド能力も比類して絶大。 彼の前で何かの感覚がよぎれば、それを固着させられる。『足を踏み外した』なら永遠に踏み外し続け、『勝てない』と感じたらもはや勝つ意志はなくなる。ほんの一瞬、それだけでいい。 固着させる方法がコカキにはあったが、こいしにはそれがない。あったとしても、それは気づけなかった。 ……そしていま、笑みを浮かべる少女を前にして、心が退路を求めている。彼の能力では解除の方法はなかった。ならば、こいしならどうであろうか。 つまるところ、選択は逃走だ。機を得るため、一時に退く。 「あっ」 反転、ともに時を飛ばし離脱。崩れ去る世界の中、振り返りこいしを見る。 少々あっけにとられた顔をしているが、それでも確かにこちらを追い続けている。体に動きはないが、やはり認識していることに間違いはないだろう。これも、無意識の産物だろうか。ディアボロを、無意識に感じ取っているのだろうか。 時が飛んでいる間、決して時間の流れが変わっているわけではない。認識のないうちに行動できることで相手の意の裏を搔くことができる、それを予知し対応する。それこそがキングクリムゾンの神髄。認識はできても対応できないのか? それともあえてしていないだけなのか? それを調べる必要がある。前者ならまだしも、後者であるならば……一度、相手の意識外に逃れる必要がある。 先ほどまで歩いていた廊下を逆走する。不本意ながらも追われる者となってしまった身では、それほどではなかった距離も長く長く感じられる。 駆ける、館の中。名も種別もわからぬ動物たちがそこらそこらで倒れている。……おそらく、ただ眠っているだけではないのだろう。 「……さとり様は言っていた。さとり様に命を受けた。……忘れない、お燐に会って聞けば忘れない……」 大柄で、ぼさぼさした長髪の女が、虚ろな瞳で歩いている。ごてごてと人工の異物を装備しながら隠そうともしていない鳥の羽、おそらく燐と同じタイプの妖怪なのだろう。彼女の向かう先は自分たちのいた方角、ディアボロの行く先に寸分違わぬ、ささくれた同じ姿がぶつぶつとつぶやいていた。 あそこにいた者だけでなく、やはり広範囲に巻き散らしている、という事だろう。個々がどういう行動原理を持つかはわからない。抑えられた無意識、表層ではなく深層に秘めた渇望? 今の女は、抑えられていた者はその程度だという事だろうか? 考えを振り切るかの如く走る。今はまだ、後ろから気配はない。今のこいしは、感じ取れる。それがなぜかはわからないが、とにかく今までと違い近くにいれば存在を理解できる。目や耳を使わなくとも、その気配を感じ取れる。他の者と同じように。何を意味するかは分からないが、ともかく好都合だった。退く分にも、転じることができた時にも。 突如、破砕音が聞こえる。それは記憶を頼りに、地霊殿の入り口にまで走ってきた時の事だった。 すわ先回りされたか、調度品に身を隠し様子を伺うと、エントランスは様々な者たちで溢れかえっていた。男、女、人型、動物型、異形。まさしく外で見た者たち。 暴力という強引な開錠方法で乗り込んだ彼らは皆一様にはっきりとしない目線のまま、各々が手に持った得物、あるいは無手で破壊活動を続ける。者によってはそこにペットであろう動物がいようが、共に乗り込んだ者がいようが構いもしない。何かを求め、その阻害物を気の赴くままに除去しているよう。意図のはっきりとしない暴力は、それだけで眩暈のするような恐怖の光景だ。 だが、ディアボロには何の関係もない。群衆の中にこいしの気配を感じられないのならば、たとえ彼らが此処の住人に対して何か思うことがあっても知らぬ世界の話だ。 彼らの間を縫うように抜けて、それでも道を塞ぐならば自らの力でこじ開ける。元々飾られていたきらびやかな装飾品と同じように、砕けた頭からは血と脳が床を汚した。受け止めた当人も、周りも何も気に留めず、破壊活動を繰り返し続ける。 「…………やはり、か……!!」 外に出た最初に口から発せられた言葉。 地霊殿の外は燐に案内をされた時とは全く別の世界のように思えるほど荒れ、それを行ったであろう者たちの残骸が辺りに散らばっている。その中を大型の獣たちが、小型の動物たちが、欲の赴くままに漁っている。 古明地に想いのある者たちが集い、襲われることに意を介さず、周りの獣たちもそれを止めるわけではなく、腹が空いたから食うように、襲い続けたのだろう。 先の市街でも変わらなかった。地霊殿の周りに特別多い獣が人型に変わっただけだ。人はモノを漁り、男が女を漁り、女が男を漁り。ただひたすらに喰らい、汚れることも構わずに唯々尽きぬ飢えを満たすために動く者たち。そして一様に、その目の色は変わらない。 「腹が減った、腹が減った」「血が流れたい、血を流したい、血に流したい」「いつも貪られるんだ、貪りたいんだ」「ああ、柔らかい、温かい……」 「あっあっあっあっあっあああああああ」「暗いんだ、明かりがいるんだ、ここはずっと暗いんだよ」「俺だけこうなのは、全部あいつらが悪いんだ、だからあいつらがこうなっちまえばいいんだ」「肉、肉がいい、こんな筋張ったものじゃあなく」「かね、かねかね、足りない、もっともっと」「世に平穏のあらんことを」「小さいのもいいなあ、大きいのももっといいなあ」「例大祭落ちた」「鬼どもも、覚も、神でもスキマでもなんだっていい、みんないなくなっちまえ」 「殴りたい、殴りたい殴りたいなぐなぐぐぐ」「許してくれ、許してくれ、あぁ、醜い獣たちがまた……」「みんな認めようともしねえ、兄より優れた弟がいるはずない」「俺は不屈、不屈なんだ」「血晶石を求めよ、狩りを全うするために」「俺のでよがってるんだ、俺のでよくしてるんだ、へへへへえへへええへ」「何がわかる、何がわかる」「聞こえないの、何も聞こえないの、聞かせてよぉ」「飯だ、赤い紅い朱い赫い飯だ」「酒、飲まずにはいられない」「私にだってやればできる、やってみれば簡単なんだ」「コマドリ、私は飛べるのよ、飛べるのよ、飛べ」「矮小なんだ、卑屈なんだ、だから穴に潜ってたいんだ」「一人じゃ何もできねえ、4人で一つなんだ」「のっかりてー、のっかりてぇー」「見ないで、ぼくを見ないで」「沈めたいなあ、沈めたいなあ、血の池地獄に溺れるなあ」 市街に向かって走り続ける中、ぼんやりと立ち尽くすささくれた外見の者たち。その様々から奥底の欲求が聞こえてくる。自分に言い聞かせるように、周りに言いふらすように。きっと、肉体はその欲望を満たすために勝手に動き回っているのだろう。 火柱が上がり、窮屈に積み上げられていた建物が倒壊する。眠らない街の明かりが、ただむやみに増えていく。 逃げる、離れる、距離を置く。……いつかはその果てにたどり着けるだろうか? ……それから、どうやって? 答えの見えない逃避に、徐々に芯が潰されていく感覚。だが追いつかれれば終わりという答えからくる焦燥。強大な力を持つ者と対峙したときの底から湧き出る恐怖。 「おにいさん」 頭に声が響く。直下に流れる電気信号は辺りを警戒し、目と耳を最大まで酷使し、浮かび上がる像は安心を求める。 ……まだ見えていない。何も見えない。 「おにいさん」 それは先ほどよりも小さく、囁くように、けれど確実に脳内から響いてくる。甘えるような囁き声は、それでも姿が見えず慌てる自分を嗤っているかのようだ。 「おにいさん」 ずっと滴り続ける雨音のように、その声は止まらない。予知に映る像にも、辺りの騒ぎからもこいしの気配は感じ取れない。 ……もしも、先程まで感じ取れていた気配は、今に思わせるための撒餌ではないか? 近くにいないから、そう思わせておいて、 「おにいさん」 「う、あああああああああああああああああっっ!!!!!」 絶叫し、有らん限りの力を振り絞って身体を動かす。周りと違い、何かに色を染めた表情を浮かべているのはディアボロただ一人。 もはや、向かう場所すら曖昧に、それでも何かに縋るため、駆けた。 前へ|次へ
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本能「イドの解放」 本能「イドの解放」 黒 (5) スペルカード:古明地 こいし 妖怪 3000 ◆このスペルカードは自分のバトルフェイズに召喚してもよい。その時のコストは妖力3とする。 ■このスペルカードを召喚した時、自分の手札をすべて捨ててもよい。そうした時、捨てた枚数一枚につきカードを一枚引く。 ◆妖力を2支払う。自分の墓地からドライブを一枚選び手札に加える。この能力は1ターンに一度しか発動できない。 召喚するコストを妖力3点で代替することで、バトルフェイズにも召喚できる。 また、召喚した際に手札をすべて捨て、同じ枚数カードをドロー出来る。 手札の枚数を減らさずに、墓地のカードを増やす点において便利なカード。 1ターンに1度だが、妖力2点で墓地からドライブを1枚手札に戻すこともできる。 フレーバーテキスト 第七篇 奏天律歌 さよなら、私。はじめまして、もう一人の私。 収録セット 第七篇 奏天律歌 26 / 60 参考 古明地 こいし スペル・ドライブ
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◇東方地霊殿 カード別考察 地霊殿と地霊殿+の混合は恐ろしいが、さとり・空・燐が出ると比較的安心が出来る・・・という隙を突いてくることもある。 まさに地霊殿キャラのような性能をもっている? キスメ ペア ステージ:なし ペア :ヤマメ 特殊役 :DS-LEVEL3、中ボスのみ、不遇なキャラの話 ペアのペア(自身を除く):1種 ペアはヤマメのみで、DS-LEVEL3とともにヤマメ依存。 DS-LEVEL3は若干ながらオールペアの可能性があり、うまくいけば12000点以上の高得点になる。狙うなら芳香、ぬえもセットで持っておくといいだろう。 しかしヤマメが場に出ると途端に使い物にならなくなるので、その時はさっさと捨ててしまおう。 基本的に安牌用だが、六枚役が2種類あるので、ロマンも持ち合わせている。 ヤマメ (黒谷 ヤマメ) ペア ステージ:1 ペア :にとり、キスメ 特殊役 :DS-LEVEL3 ペアのペア:4種 こちらもペア・特殊役ともにほぼキスメ依存だが、ステージ同番には使える。だがヤマメが絡むことで高くなるということはない。 使い勝手はキスメとほぼ同じ。ただしにとりペアがあるため、振り込みやすさはこちらのほうが上。 パルスィ (水橋 パルスィ) ペア ステージ:2 ペア :雛 特殊役 :なし ペアのペア:0種 ペアが1種類のみ、特殊役もない。その雛もパルスィしか相方がいないので場に出やすく、ペアが作りづらい。初手か序盤に揃うのを期待するしかない。 連番も他のキャラの使い勝手の悪さがあり、狙うのは比較的難しいか。しかし同ステでは雛が同じ2ボスということもあり、他の2ボスよりも価値が見い出せる。 1ボス・2ボスの標準的な性能。安牌にしやすい。 勇儀 (星熊 勇儀) ペア ステージ:3 ペア :萃香 特殊役 :なし ペアのペア:4種 こちらもペア相手は一人だけ。特殊役もなしと、鬼にしてはおとなしめ。 萃香ペアができると、黄昏+オールペアの可能性ができる。ただし萃香としては紫などと組んだほうが可能性が広がるので、ペアでありながらいらない子となる可能性もある。 無理に使おうとしていつまでも持っているといつまでも手が進まなかったり、萃香ペア待ちや3ボス待ちの標的になってしまうので、関係するカードを引かない時は早めに処理してしまった方が良い。 さとり (古明地 さとり) ペア ステージ:4 ペア :燐、空、こいし 特殊役 :地霊殿、地霊殿+、姉 s ペアのペア:5種 強力な地霊殿や、数の多い4ボスとして使い勝手がいいが、いらないと感じた時にぱっと捨てられる軽快さが持ち味。 ペアは多くないが、ペア待ちをするなら燐、こいしが狙い目。 地霊殿組の軸になるカードであり、これ1枚を捨てるだけで地霊殿組は一気に使いづらくなる。駆け引きとしてあえて序盤に捨てるのも手だ。 ただしお燐やこいしが出ていない場合、中途半端なタイミングで捨てると地霊殿や地霊殿+でポンされる可能性もある。最悪の場合振り込むので、中盤以降は少し慎重に。 さらにステージ4は数が多く待たれやすいのでリーチがかかったら油断は禁物。 燐 (火焔猫 燐) ペア ステージ:5 ペア :さとり、空 特殊役 :ネコ科動物、地霊殿、地霊殿+ ペアのペア:5種 汎用性の高いさとりと空にはさまれる形。 どちらも場に出にくく出しにくいので、まだ両方とも山にあると思ってこのカードを残しているといつの間にか当たり札になっているという事がある。 いらないと感じたらさっさと処理してしまおう。 ネコ科動物は点数が安いので普段は無理して狙う必要はない。しかしさっさと終わらせたいような時は、敵から出やすい素材が多いので狙いやすい。 空 (霊烏路 空) ペア ステージ:6 ペア :さとり、燐、にとり、神奈子 特殊役 :地霊殿、カラス、地霊殿+、鳥 ペアのペア:9種 ペアはさとりよりも多い。 ペアを作りやすいのだが、にとり、さとり、神奈子は使われる可能性が高いので、お燐以外の出あがりはあまり期待できない。 逆に危険になりやすいので序盤のうちに捨てるのもいいが、自身も受けが広いので序盤から見切るのは考え物。その辺の判断はプレイヤー次第で。 2011/07/11より特殊役にカラス、鳥が追加されている。 これにより今まで以上に重要度が上がったといえよう。 地霊殿+カラスが重なる可能性も忘れないように。 天狗で鳴いた人がいる場合は要注意! うっかりお空を捨てて天狗+カラスを直撃されたら、後は何をしても焼け石に水。それに地霊殿まで絡んだら・・・ その骨までも焼き尽くす火力は、まさに地獄鴉だろう。 こいし (古明地 こいし) ペア ステージ:7 ペア :さとり、早苗 特殊役 :地霊殿+、妹 s ペアのペア:6種 他の地霊殿組より少し使いにくいか。 地霊殿+や守矢神社+オールペアなどの素材だが、その役単独でも十分強いため、こいしは必要というほどではなく、持っていればラッキーという感じだろう。 同じ7ボスや、妹つながりでフランとの付き合いも若干ある。 同ステで待たれることも多い上位ボスであり、さとり、早苗は使いやすいため標的になりやすい。 お燐と同様いらないと思ったら早めに見切りたいが、中盤以降は場をよく見て捨てたい。 地霊殿役を相手に鳴かれていて、その相手が7や地霊殿のカードを捨てていないときは出さないほうが身のため。 .
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気がついた人が追加していきましょう。五十音順。 ※最終更新:2013/9/16 順位 防御 コダマ名 1 135 Dキスメ 2 125 D里香 3 120 D天子、Nパルスィ、D美鈴、Dレミリア 4 115 D天魔、Nキクリ 5 110 Dアリス、D一輪、Dエリー、D輝夜、D諏訪子、Dパルスィ、D雛、ADミスティ、N勇儀、D幽々子、D妖夢、HリリーW 6 105 Tありす、D衣玖、D華扇、Hカナ、H響子、ぎらてぃな、Nサラ、Dスター、N諏訪子、Dナズーリン、Dにとり、呪い子、Tパルスィ、Nミスティア、Hミスティア、D妹紅、H夢子、T妖夢、Nルーミア、Dルーミア、Dレイラ 7 100 ADアリス、T映姫、D映姫、H永琳、D永琳、Tキスメ、Aゴリアテ、Hこいし、T早苗、H神綺、T萃香、D萃香、Nスター、A諏訪子、A先代の巫女、Dチルノ、A天子、Dはたて、Dパチュリー、H雛、魔天使、Tミスティア、D穣子、A魅魔、Hメディスン、Dメディスン、D幽香、T紫、A妖夢、D芳香、D依姫、Nリグル、Dリグル、NリリーB、Dリリカ、D霊夢、Dレティ 8 95 D小悪魔、W咲夜、冴月麟、Tさとり、Hさとり、Tヤマメ、Nリリカ 9 90 ALICE、A衣玖、H衣玖、伊佐美、A映姫、N永琳、T永琳、Dエレン、Tオレンジ、D慧音、Aこいし、Tこいし、D小町、Nコンガラ、N咲夜、H咲夜、D早苗、Hサニー、T静葉、神玉、T先代の巫女、騒霊三姉妹、ゾンビF、A橙、T橙、鳥獣伎楽、ADチルノ、でぃあるが、Hてゐ、S天子、N天魔、とり、Nにとり、Aにとり、Tにとり、Tパチュリー、ぱるきあ、N布都、H布都、Nフラン、Nマガン、S神子、N穣子、H穣子、S魅魔、A美鈴、S美鈴、AD美鈴、Nメディスン、Tメディスン、N妹紅、A妹紅、AD妹紅、A椛、T椛、Nヤマメ、N幽香、A幽香、T勇儀、H紫、N幽々子、S妖夢、H藍、りざーどん、Hリリカ、Hルイズ、Hルナサ、D鈴仙、A霊夢、S靈夢、れっくうざ、Nレティ、Sレティ、Aレミリア、Tレミリア、Sレミリア 10 85 N文、Aありす、A空、T空、S空、A輝夜、S輝夜、S幻月、N小傘、T小鈴、H小町、Sコンガラ、T咲夜、Nさとり、H早苗、JK早苗、Tサニー、S静葉、A萃香、Hスター、H青娥、大ナマズ、N橙、N朱鷺子、A朱鷺子、N屠自古、Tナズーリン、Tぬえ、Sぬえ、Aはたて、Sパルスィ、T聖、H聖、D聖、非想天則、S布都、Aフラン、E魔理沙、A神子、T夢月、N村紗、S明羅、T美鈴、Hヤマメ、A紫、T藍、AリリーB、DリリーW、Tリリカ、Tルーミア、Hルナ、Nルナサ、Tルナサ、S鈴仙、N霊夢、ADレティ 11 80 秋姉妹、A文、Nアリス、Sアリス、N一輪、A一輪、T一輪、Hエレン、かいりゅー、A華扇、N神奈子、A神奈子、T神奈子、がぶりあす、A慧音、S慧音、H慧音、T小悪魔、H小悪魔、Sこいし、A小傘、S小傘、N小兎姫、Nサニー、A静葉、N星、T星、H大妖精、AD橙、Nチルノ、Sてゐ、N豊姫、A豊姫、S豊姫、Hナズーリン、Nぬえ、N聖、T雛、ビビット、Sフラン、Aマミゾウ、T魔理沙、ADマリサ、S魔梨沙、N神子、H村紗、Aユウカ、Sユウカ、A勇儀、S紫、S幽々子、らてぃおす、AD藍、Sリグル、SリリーB、NリリーW、H燐、霖之助、Eルーミア、Tルナ、T鈴仙、AD鈴仙、Nレイセン、Hレイラ、Hレティ、輪妖精 12 75 Tアリス、Sエリス、Hオレンジ、Hくるみ、Nこいし、Aサリエル、H萃香、N大妖精、A大妖精、Sチルノ、Aてゐ、ADてゐ、Nパチュリー、S聖、VIVIT、ぼーまんだ、S魔理沙、A村紗、A夢美、A藍、A理香子、A燐、S燐、Nルナ、A鈴仙、Sレイセン 13 70 S文、ぎゃらどす、S小町、S咲夜、H星、S橙、Hちゆり、Sにとり、Sはたて、Tフラン、Sマイ、Sマミゾウ、A魔理沙、N明羅、Nメルラン、Tメルラン、Hメルラン、AD紫、Sユキ、A幽々子、A依姫、S依姫、S藍 14 65 Aパチュリー、ミミちゃん、る~こと 15 40 阿求